
最近、エンディングノートってよく聞くけど…本当にいる?

いるいる、絶対いる!
…っていう、お話をします!
1. エンディングノートって何?なぜ必要?
エンディングノートとは、いざという時に備えて、自分の想いや希望、大切な情報をまとめておくノートのこと。
もしもの時に、家族が困らずに動けるように準備しておく心強いツールです。
たとえば、医療の希望や財産の管理、葬儀のことなど、いろんな情報を一つにまとめておくことで、何かあった時に家族や周りの人が適切に対処できるんです。
エンディングノートを書いておくことで家族や周りの人の負担をぐっと減らせますし、思わぬトラブルの防止にもつながります。
1-1. エンディングノートにはどんなことを書いたらいいの?
エンディングノートには、例えば次のような内容を記しておきましょう。
基本的には、自分が書いて残しておきたいことがあればなんでも書いてOKです。
市販のエンディングノートをみると、「ページ数も項目もたくさんあって大変そう…」と思うかもしれませんが、自分の人生を振り返りながら書いてみると、意外と前向きな気持ちにもなれたりしますよ。
1-2. 50代から書き始めるのがベストな理由
50代は、よく人生の折り返し地点とも言われます。
まず、実際に病気に直面したりすることも出てくるなど、健康面での心配事が多くなり、将来について考えるきっかけが増える時期です。
また、ライフスタイル的にも変化が出てきます。
子どもがある程度成長したり、会社でもそろそろ定年退職が見えてきたり、家計的にも老後の生活について具体的な資産ができるようになったり…と、今後の人生について考えはじめるタイミング。

でも、まだまだ早いんちゃう?
そんな声も聞こえてきそうですが、なるべく早く書いたい方がいい理由があります。
それは、年齢を重ねるほどに人間はどんどん何かをはじめるのが億劫になるからです!
そして、いざエンディングノートを書きはじめると、意外とその量の多さにびっくりします。
いろいろと考えながら、調べながら書かないといけないので、思ったよりも時間がかかることに気づきます。

エンディングノートを最後まで書き上げた人は2%程度と言われています
まだまだ元気なうちに、でもある程度将来のことが具体的にイメージできる年齢、それが50代なんです。
だからこそ、ゆっくり時間をかけて人生を見つめ直して書くことを考えると、早めに準備を始めておくのが安心です。
家族が困らないように、自分の想いをきちんと残しておきましょう。
1-3. 書く前に考えておくといいこと
ノートに書く前に、「自分がどうしたいか、どうして欲しいか」を整理しておくことがポイントです。
たとえば、
など、自分の気持ちを見つめ直してみると、自然と書きたいことが見えてきます。
2. エンディングノートを書くメリットって?
2-1. 家族への大切なメッセージになる
エンディングノートを書くいちばんのメリットは、なんといっても「家族への想い」をきちんと残せることです。
いざという時、自分がどうしてほしいか、何を大切に思っていたかって、じつは家族でも意外と分からないもの。

もっとチャオ◯ュールたくさん食べたかった…

それは知ってるwww
だからこそ、「わたしはこんな風に送ってほしいな」「あの時ありがとうって伝えたかった」など、あなたの言葉で気持ちを残しておくことはとても意味があります。
たとえばこんな内容を書いておくと…
- 「葬儀はあまり大きくせず、家族だけで静かに送ってほしい」
- 「持ち物は〇〇に譲ってほしい」
- 「いつも支えてくれてありがとう」
こうしたメッセージがあるだけで、残された家族の気持ちがずいぶん救われるんです。
悲しみの中で、「これで良かったのかな…」と迷う時間が減り、あなたの想いを軸に行動できるようになります。
さらに、「もし自分が長期入院したらどうしてほしいか」「介護が必要になったら施設に入るのもOKか」など、これからの人生についての考えも残せます。
とくに50代以降は、親の介護などを経験して「自分はどうしてほしいかな」と考える機会も増えますよね。

突然の事故で意識不明になったり、認知能力が低下してしまったら伝えられなくなるからこそ、書き残しておくのは有効!
あと、遺言書と違って法的な縛りがないぶん、自由に自分らしい言葉で書けるのもポイントです。
かしこまらず、手紙のような気持ちで書けるので、「家族に気持ちを伝えるツール」として使う人も多いんです。
そして何より、「家族にメッセージを残しておこう」と思う、その行為自体が、今の人生や人間関係を見つめ直して、改めて大切にするきっかけにもなります。
エンディングノートは単なる「情報の整理」ではありません。
あなたの想いを家族にしっかり届けるための「心の手紙」でもあります。
言葉で伝えるのが照れくさい人ほど、ぜひ活用してみてください。きっと、書きながらあたたかい気持ちにもなれるはずです。
2-2. 自分の「こうしてほしい!」が伝わる
エンディングノートを書くもう一つの大きなメリットは、「自分の希望をしっかり伝えられる」ということです。
たとえば医療のこと、葬儀のこと、持ち物のこと、誰にどうしてほしいか…いろんな場面で「自分だったらこうしたい!」という思いってありますよね。
でも、それって案外、口にするタイミングがないまま過ぎてしまいがち。家族にも「なんとなく分かってるでしょ?」と心の中で思っていても、実は全然伝わっていなかった…なんてことも少なくありません。
■ 希望が「見える化」されていると家族は助かる!
たとえば、ある50代の女性・Kさんのお話。
Kさんはまだまだ元気で働くキャリアウーマンです。
しかしある日のこと、同年代の同僚が病気で長期の休職に入ることになりました。

「自分に何かあったとき、夫や子どもはどうするんだろう」
と気になり始めました。
とくに気がかりだったのは、「延命治療」について。
Kさんは「無理な延命よりも、穏やかに過ごしたい」と思っていたのですが、家族とはその話をちゃんとしたことがありませんでした。
そこで以前から興味のあった「エンディングノートを書いてみよう!」と思い、市販のエンディングノートを購入しました。
エンディングノートを前にして、家族に伝えておきたいことをあれこれ考えた結果、以下のような希望をしっかりと書いておくことにしたのです。
- 自宅で最期を迎えたい
- 延命治療は希望しない
- 子どもには負担をかけたくないから介護施設でもOK
- 葬儀は家族葬で、派手にしなくていい
- 遺品は〇〇のバッグだけは娘に使ってもらえたら嬉しい
Kさんは、書き上げたエンディングノートを手に、夫と子どもたちと将来のもしものことを話し合ったそうです。
これを読んだ家族は、「ああ、お母さんはこういうふうに考えてたんだな」と驚きつつも、とても安心してくれたと、Kさんは話していました。
■ 言わなきゃ伝わらない、でも書いておけば伝わる
人って、どんなに身近な存在でも、心の中までは見えません。
だからこそ、「希望をちゃんと書いて残す」ことは、家族を迷わせないための大きな思いやりになるんです。
例えば…
・医療…延命治療を希望するかどうか
・介護…施設に入るのはOKか、在宅希望か
・財産…誰に何を残したいか
・ペット…誰に預けたいか
・葬儀とお墓…どんな形式で送りたいか、宗教・宗派の希望はあるか
これらのことを元気なうちにまとめておけば、いざという時に家族が「これで大丈夫」と安心して決断できるようになります。

改まって言葉にするのは難しいけど、書いておくだけなら時間があるときに少しずつできそうよね
自分の希望をきちんと書いて伝えておくことは、家族にとっての道しるべになります。
そしてそれは同時に、自分自身の人生を大切にする行為でもあります。
「まだ早いかな」「元気だから大丈夫」なんて思わずに、気軽なメモからでもOK。
少しずつ、あなたの「こうしてほしいな」をエンディングノートに綴ってみてはいかがでしょうか?
2-3. 気持ちの整理にもなる
エンディングノートというと、「家族のため」「いざという時の備え」ってイメージが強いですよね。
でも、じつは自分自身のためにもとっても大きな意味があるんです。
なぜなら、自分の気持ちや考えをノートに書き出すことで、「自分はどう生きてきたのか」「これからどうありたいか」を見つめ直すきっかけになるから。いわば、人生の棚卸しのようなものなんですね。
■ 何を書けば「心の整理」になるの?
エンディングノートは遺言書ではないので、書くことに決まりやルールはありません。
だから、医療や財産のことだけでなく、「あなたの思い」や「人生で大切にしてきたこと」も自由に書いてOKです。
たとえば…
- これまでの人生で一番うれしかった出来事
- 子どもに伝えたいこと
- 感謝している人へのメッセージ
- 自分の大切な価値観や信念
- 今後の夢ややってみたいこと
これらを書いていくと、意外なことに気づけたり、モヤモヤしていた気持ちが整理できたりします。
■ 「忘れていた大事なこと」に出会える
ある60代の男性・Tさんは、定年を迎えてからエンディングノートを書き始めました。
エンディングノートを書きはじめたきっかけは、奥様から勧められたからだそう。
最初は「妻に書けって言われたから…」くらいの気持ちだったそうですが、書いているうちにどんどん止まらなくなったそうです。
ノートに、
- 若いころにめざしていた夢
- 初めての家族旅行の思い出
- 亡くなった父に言えなかった感謝の気持ち
- 息子に伝えたい「がんばりすぎないでほしい」って想い
などを書いていくうちに、涙がこぼれてきたそうです。
「気づいたら、書きながら自分の気持ちを整理していた」と話していました。
これは、エンディングノートの不思議な力です。
■ 過去の自分と、これからの自分に出会える
エンディングノートを書くということは、「人生の終わりの準備」じゃなくて、「人生を見つめ直す時間」にもなります。
- 「あの時、もっと素直になっていれば」
- 「自分は家族にちゃんと感謝してたかな?」
- 「これからの人生、もっと○○にチャレンジしてみたい」
こんなふうに、過去を振り返ることで、未来に目を向けることができるんです。
そしてそれが、「これからもまだまだ人生楽しもう、前向きに生きよう」っていう気持ちにつながったりします。
■ 書くことで、心が軽くなる
誰かに話すのが苦手でも、ノートに書くだけなら気負わずできる人も多いはず。心にしまっていた思いや不安も、紙に書き出すことでスッと軽くなります。
例えば…家族への思いがあるけど恥ずかしくて言えないという人でも、ノートなら素直に書けるし、伝えることもできたりします。
書くことで、自分の本当の気持ちに気づけたり、心の整理ができたりするんです。
そう、エンディングノートは「心の中の整理整頓ノート」でもあります。
これまで頑張ってきた自分に「お疲れさま」と言ってあげたり、これからどう過ごしたいかをゆっくり考えたり…。
そして、誰にも言えなかった想いや、いつか伝えたかった言葉を、形にして残しておくことができます。
「なんだかモヤモヤしてるな」「ちょっと立ち止まりたいな」って時にも、エンディングノートはそっと寄り添ってくれますよ。
気負わず、まずは1ページから。今日の気持ちを、未来の自分と家族のために書いてみませんか?
3. エンディングノートの作り方

エンディングノート書いてみたくなった!何から準備すればいい?

じゃここからは、書くための準備をお話しするね
3-1. 必要な道具とステップ
エンディングノートを書くための手順は、こんな感じです!
- 書きたい項目を決める(医療、財産、メッセージなど)
- 必要な情報を集める(通帳、保険証など)
- 自分の言葉で記入(箇条書きでもOK)
最初は手持ちのノートやルーズリーフでも十分です。
市販のエンディングノートをいきなり使ってもいいのですが、キレイに書こう!漏れなく書こう!と気負いすぎるあまり、書けなくなってしまうもの(あるある)です。
まずは、とりあえず書いておきたいこと、書き残しておくべきことを、書き出すことからはじめましょう。
キレイにまとめるのはそれからで十分です。ある程度書くことが決まって、きちんと清書したくなったら、市販のエンディングノートを書いましょう。

市販のエンディングノートのオススメは下の方にまとめています!
大事なのは形式よりも、「自分の言葉でちゃんと書いておくこと」ですからね。

永遠に綺麗に書ける気がしない…
そういう人には、スマホやパソコンで管理できるエンディングノート用アプリやテンプレートも人気です。
字を書くのは苦手、紙より打ち込みの方がいい!という人や、デジタル管理に慣れている人にはこちらもおすすめです。
たとえば、ちょっとした空き時間にスマホでメモ感覚で記入できたり、何度でも編集できたりと、柔軟に使えるのが魅力です。
ただし、デジタルの欠点は家族が見つけにくくなることです。保存場所やパスワードの共有も忘れずに。

アプリにはもしもの時に家族に自動で送信してくれる機能もあったりします(便利)。
ちなみに、ある70代の女性は「お気に入りの万年筆を使って書くと、なんだか背筋が伸びる気がして、気持ちも引き締まる」と話していました。文房具やノートにちょっとこだわるだけでも、書く時間が楽しいものになりますよ。
エンディングノートの準備に必要なのは、特別な道具よりも「やってみようかな」という気持ちと、ちょっとの時間だけ。
あとは自分の言葉で、一歩ずつ書いていくだけです。未来の自分と家族のために、今日から気軽に始めてみてはいかがでしょうか。
デジタルなら保存・編集もラクなので、自分に合う方法で始めてみてください。
3-2. どこから始めればいい?

ノートとペンを用意したぜ!さあ、エンディングノート書くぞー
なんて意気込んではみたものの、「…何から書けばいいの?」と手が止まってしまう人、じつはけっこう多いんです。
最初の一歩さえ踏み出せれば、あとは自然と書き進められるようになります。
まずおすすめなのは、気軽な内容から始めることです。
いきなり「財産のこと」や「医療方針」といった重たいテーマに取りかかると結構ハードだし、通帳やら保険証書やら調べながら…結構骨が折れる作業なのでしんどくなります。
まずはエンディングノートを書く行為を楽しく感じられるようにするのがコツです。もっと身近で、書きやすいところから始めてみましょう。
たとえば、「家族の名前と連絡先」「自分の趣味」「好きな食べ物」「旅行して楽しかった場所」など、日記のようにサラッと書ける内容からスタートするのがポイントです。
実際に、ある50代の男性は、「最初は”うちの犬の名前”と”好きなドラマ”から始めました(笑)。でも、そこから家族との思い出をどんどん書きたくなって、気づけば1ページが埋まってました」と話していました。
そんなふうに書くことが習慣になっていくと、自然と深いテーマにも取りかかれるようになるんです。
また、「自分は何を家族に伝えたいんだろう?」という視点を持っておくと、内容がぐっと整理しやすくなります。
「自分がいなくなった後、家族に伝えたいこと」「こうしておいてほしいという希望」「残しておきたいエピソード」などを、ざっくりとメモしておくだけでも立派な第一歩。
時間がない人は、週末に5分だけノートを開く習慣を作ってみるのもオススメです。
肩の力を抜いて、”自分と向き合う時間”としてエンディングノートに触れると、続けやすくなります。
もし「やっぱり何から始めていいか分からない…」という場合は、市販のエンディングノートやネットで配布されているテンプレートを参考にしてみるのもおすすめです。
項目があらかじめ用意されているので、「あ、これは書けそう」と思える部分から取り組めます。
要するに、難しく考えすぎず、書けるところから少しずつ始めるのがコツなんです。
大切なのは、あなたの言葉で書き始めること。そうすれば、そのノートは、あなただけの“人生の記録”として、少しずつ形になっていくはずです。
3-3. それでもやっぱり挫折しそう…続けるコツは?

意気込んでエンディングノート書き始めたけど、3日続かなかった!
エンディングノートを書こうとしても、意外と多いのが「途中で挫折しちゃった…」という声。
最初はやる気満々でも、いざ始めると「書くことが多すぎてしんどい、混乱する」「どうしてもここはかけない」なんてことも。でも、ちょっとしたコツを押さえておけば、スムーズに進められて、途中で投げ出さずに済みますよ。
まず大事なのは、「完璧を目指さない」こと。
エンディングノートは、最初から全部を完成させる必要なんてありません。いや、むしろ書きたいところだけ書いて完成でもいいんです(自由)。
たくさん項目がありすぎてしんどい…そう思う時はちょっとずつ、自分のペースで書き進めるのが正解です。
たとえば、今日は「家族構成だけ」、次は「預金口座のメモ」など、書けることから一つずつ。日記感覚で書き加えていけば、いつの間にかしっかりとした内容になっています。
もう一つのポイントは、「テーマを分けて考える」こと。
あれもこれも一気にやろうとすると混乱してしまうので、「医療のこと」「財産のこと」「メッセージのこと」など、カテゴリごとに分けて少しずつ取り組んでいくのがおすすめです。付箋やインデックスを使って、見出しごとに整理しておくと、後で見返すときも便利ですよ。
たとえば、ある女性は「とりあえず”葬儀の希望”だけ書いておこう」と思い立ち、ノートに『お花はカーネーションじゃなくてガーベラにしてね』とメモしたそうです。それだけでも立派なスタート。
そこから、「じゃあお墓はどうしよう?」「介護のことも少し書いておこうかな」と、自然にページが埋まっていったそうです。
さらに、「気が変わったら後で書き直せばいいや!」という気持ちでOK。エンディングノートは一度書いたら終わりではなく、生活や考えが変われば、いつでも更新していいんです。
「今の気持ちを書いておこう」くらいの軽い感覚で始めて大丈夫です。
また、家族と相談しながら書くのもおすすめ。一人で書かないといけないなんてルールはありません。
信頼できる家族と「これどう思う?」と話し合うことで、自分の考えも整理されていきますし、相手にも自然と内容が伝わって一石二鳥。1人で抱え込まず、会話のきっかけとして使うのもアリです!
「医療や葬儀にお墓なんて、テーマだけ聞いてもいまいちピンとこない!」という方に向けて、エンディングノートをみんなで書くワークショップも開催しています。
周りの人のエピソードを聞くことで具体的に書きたいことがイメージできた!と好評です。ぜひお近くで開催する際にはお越しください。

エンディングノートセミナーの開催予定は随時更新しています!
最後に、文房具やノート、アプリなど、自分が「書きたい」と思えるツールを選ぶのも意外と大事。お気に入りのノートを使うだけで、書くのがちょっと楽しくなったりしますよ。
エンディングノート作成で失敗しないためには、
・完璧を求めず、できるところから書こう!
・テーマごとに分けて少しずつ取り組もう!
・書き直せる前提で気軽に書いてみよう!
・時には家族や仲間と一緒にでもOK!
・好きな道具で楽しみながら続けよう!
この5つのポイントを意識することが大切です。
「始めてみたけど難しかった…」そんな方も、このポイントを参考に、もう一度気軽な気持ちでノートを開いてみてくださいね。
4. 参考になるノートやツールは?
4-1. 市販のエンディングノートも便利!
テンプレート付きのノートは、書く内容が決まっていて初心者にもぴったり。
見た目が可愛いものや、専門家が監修した実用的なものなど、自分の好みに合ったものを見つけてくださいね。
一番わかりやすいエンディングノート/東優(リベラル社)
タイトルのとおり「一番わかりやすい」をモットーに、初めてエンディングノートに興味を持った人が迷わず書けるような工夫が施されています。
終活セミナーの受講生3,000人の声を集めて作ったというだけあって、それぞれのテーマごとにどんなことを書けばいいのか解説が載っています。
中のページはこんな感じで、チェックするだけの項目もあるなど、手軽に書き始められる工夫がいっぱい(公式ページから拝借しています)

B5サイズで総ページ数は64ページです。
暗証番号などの重要な個人情報を保護する「スクラッチシール」もついていて、至れり尽くせりです!
エンディングノート「もしもの時に役立つノート」(コクヨ)
こちらは、文具メーカーのコクヨさんから販売されているエンディングノートです
こちらも各ページごとに、記入しやすいようにきちんと項目分けがされていて、どんなことを書けばいいのか一目瞭然です。

こちらもB5サイズで総ページ数は64ページです。
写真やCD-ROMを入れられるポケットも付いてます!
シンプル エンディングノート(ノートライフ)
エンディングノートって堅苦しいものが多い、もうちょっと可愛いデザインのエンディングノートが欲しい!
そんな人にピッタリなのがこちらのエンディングノートです
中身はシンプルに、必要最低限の項目を絞っているので、書くのも苦になりません。

サイズもA5と他のエンディングノートより小さめなので、コンパクトな方がいいという人にはこちらのノートをおススメします。
4-2. 実際に手に取ったり、口コミをチェックして選ぼう
エンディングノートを選ぶ時には、実際に書店などで手にして中身を見てみるのが一番です。
自分にとって使いやすいかどうか、サイズ感やページ数などは実物を見た方がしっくりきます。
しかし、なかなか実店舗に行く暇がなかったり、他の人の意見も参考にしたい場合には、やっぱり実際に使った人の口コミもチェックしてみましょう。
リアルな使用感やメリット・デメリットは、使った人の声から見えてくるものもあります。
たとえば、「コクヨのエンディングノート〈もしもの時に役立つノート〉」の口コミは
簡素な物だと思いますが要点が絞られていて、とりあえず書き記しておくには良いと思います。
難しくなく、チェック方式なので自分の意思を表現しやすいです。 正式な遺言書ではありませんから、鉛筆や消せるボールペンで書いて、気が変わったら、いつでもまた書き直せば良いですし。
「死」に関連したこともそうですが、「介護」や「余命告知・延命措置」など生きているうちに関連した項目もあります。
「して欲しい事」「して欲しくない事」も項目があります。 私は30代で特に持病もないのですが、突然の死や、いつ、倒れて寝たきりになったしまうか、話せなくなってしまうかもしれない事も考えると 自分のためにも、残された人のためにも重要だと思います。
とりあえず書き留めておく、入門編には使いやすいノートだとおもいますよ。
子どもの時のワークブックみたい。指示通りに、何も考えずに記入するだけです。
それなのに、要点をしっかり押さえ、第三者が初めて読んでも理解できる作りになっています。
自分の身の回りを客観的にみるのに役立ちます。
という肯定的な口コミが目立ちましたが、一方では、
高齢の母が記入するには字が小さく書きづらいと言ってます
IDやパスワードをたくさん書き込みたかったのですが、 思っていたより記入するページが少なく、 全てを書き込むことが出来なかったのが残念でした。
文字のサイズや項目数など、人によっては物足りないという意見もみられました。
「シンプル エンディングノート(ノートライフ)」の口コミは
思っていたよりも内容が充実していて満足です。デザインもシンプルでさりげなくて何よりも気に入ったのがこのサイズ!探していたのですがなかなか無くて…ほんとに見つけてよかったです!自由に書き込めるページも多くてこれがあれば万が一の時でも家族は安心です。ありがとう。
可愛い柄のノートです ビニールカバーがかかっており、これから長く使用するのにいいと思いました 気づいたことから少しずつ書いていきます
など、デザインやサイズについて肯定的な口コミが多くみられる一方で、
自分の基本情報を記入するページがありません。
「エンディング」と銘打つならば、本籍地や各種身分証などの情報まで記入できる欄が欲しかったです。
逆に言えば「備忘録」としてなら、シンプルでかわいいし気負わずに使えそうです。カバー付きも嬉しいです。
項目的には十分なのですが36ページ中半分が「感謝の手紙」用のページと自由記入のページなっており、項目毎の記入枠は証券口座欄が5枠、私的年金欄が4枠、毎月支払い・引き落とし欄が10枠、パソコン・携帯機器7枠、SNS欄5枠など全体的に各項目の枠数が少なく感じました。 色々な証券会社で資産運用をしているので足りず、子どもの学校・習い事関係の引き落としなども親の自分の口座からあるので全然足りませんでした。
とネガティブな意見もありました。
よくある口コミとしては、
書く欄が多すぎて途中で挫折した…
という声もチラホラ見られます。
とにかく簡単に、手軽に書きたい人は、口コミで「項目が少なくてシンプルだった」と評判のノートを選ぶと、無理なく始められるかもしれません。
実際の評価を見てみると、「自分に合った1冊」を選ぶことが大事だとわかります。
口コミやレビューは参考になるポイントがいっぱい載っていますので、購入前にチェックしておくと失敗しにくいですよ。
4-3. アプリやWEBツールも活用!
最近では、エンディングノートをもっと手軽に、そして効率よく作成できるよう、便利なサイトやスマホアプリがたくさん登場しています。

スマホなら肉球でも反応するから書けるかも!
「字を書くのが苦手だから、紙に書くのは失敗しそう」、「いずれ書き直すかもしれない」という方には、こうしたデジタルツールを活用するのもオススメです。

わたしもノートを書くのが苦手すぎて、口座情報などはアプリにまとめています
デジタルで書けるエンディングノートを紹介します!いずれも無料で使えますよ
エンディングノートテンプレート(Microsoft)
こちらは天下のMicrosoft社のサイトでダウンロードできるエンディングノートです。
項目ごとに分かれたページが1つのWordファイルになっています。Wordなので、そのまま入力することができるし、印刷すればノートとして保管できるようになっています。
「財産のこと」や「医療のこと」、「葬儀に関すること」、「デジタル資産」など一通りの項目はフォーマット化されていますが、もちろん必要に応じてページを追加することも可能です。

状況が変わって、アップデートするときも便利そう!
政府が推進する「死亡・相続ワンストップサービス」の項目に沿った内容になっているというのも安心ポイントですね。
続いて、もっと手軽に書けるスマホアプリも紹介します!
つなぐノート
信託銀行などからリリースされているエンディングノートアプリもありますが、一番シンプルで痒い所に手が届くオススメアプリはこれ一択!です。
◆資産やデジタル情報など人生の大切な情報をまとめて管理できる
◆伝えるべきタイミングを選んで家族に共有できる
◆個人や家族共有のID・パスワード管理ができる
◆家族のノートにコメントして、ページの作成依頼や質問ができる
家族間で書いた情報を共有できるのはもちろん、大事なタイミングで共有したい!という要望も叶えられて、とても便利です。
必要な項目をポチポチ入力していくだけで、自分の情報をまとめられる設計になっているので、空いた時間に少しずつ記入できるのが特徴です。

デジタルはセキュリティが心配…大丈夫そ?
ほとんどのサービスはパスワード管理やバックアップ機能が備わっており、安全性にも配慮されています。
テンプレート版のエンディングノートは、最終的には紙に印刷して保管することも可能なので、デジタルとアナログのいいとこ取りもできます。
このようなツールを使えば、エンディングノート作成へのハードルがぐっと下がりますよね。
「やってみようかな」と思えるきっかけがあれば、自分に合ったスタイルで無理なく続けられるカタチで始めてみませんか?
5. よくある質問
5-1. どれくらいの頻度で更新すればいい?
更新頻度に決まりはありませんが、ライフスタイルの変化があった際には見直す見直すことをオススメしています。
たとえば、マイホームの購入、子どもの独立、定年退職、など将来に関わる大きな変化があれば、その都度更新をしてみましょう。
自分自身を振り返るきっかけづくりや自分史づくりという意味では、年に1回を目安に見直すという人もいます。
いずれにしても無理のないペースで続ければOKです。
5-2. 何を書けばいいの?
自分の希望、家族へのメッセージ、財産・保険の情報など、いざという時に家族に伝えておくと困らないような内容を中心に書きましょう。
- 氏名(ふりがな)
- 生年月日・年齢
- 住所・連絡先
- マイナンバー
- 本籍地
- 血液型
- 緊急連絡先
- 家族構成・親族一覧(名前・続柄・連絡先)
- 家系図(簡単でOK)
- 持病やアレルギー
- 主治医の連絡先・病院名
- 延命治療の希望(する・しない)
- 臓器提供・献体の意思
- 入院時の希望(個室・面会制限など)
- 介護が必要になったときの希望(施設 or 自宅)
- 遺言書の有無・保管場所
- 財産の分け方の希望
- 遺言執行人の指定(必要であれば)
- 葬儀の希望(規模・宗教・場所など)
- 喪主にお願いしたい人
- 呼んでほしい人・知らせてほしい人
- お墓(場所・希望など)
- 散骨や納骨に関する希望
- SNS・メールアカウント(ログイン情報)
- サブスクリプション(定期課金)サービス
- スマホ・PCのロック解除情報
- 写真や動画、クラウドデータの扱い
- 種類・名前・年齢・健康状態
- お世話してほしい人
- 食事や習慣・好み
- 家族や友人への手紙・メッセージ
- 思い出の品・写真・エピソード
- 自分史やこれまでの歩み
- 大切にしてきたこと(信条・価値観)
忘れがちな細かい情報も、思いついたらメモしておくと◎。

このままコピペしてもOKそうやん!
5-3. どこに保管すればいいの?
家族がすぐ見つけられる場所に置いておくのがベストです。
リビングの棚や引き出しなど、共有しやすい場所が◎。

保管場所は、必ず家族やいざという時にお願いする人に伝えておきましょう!
見られたら恥ずかしいからと、金庫やクラウドで保管する人もいますが、大事な時にどこにあるかわからない…となったら、エンディングノートの意味がありません!
エンディングノートは見てもろてなんぼ!ですよ
6. まとめ
エンディングノートは、「まだ早いかな」と思っている人にも、とても意味のあるものです。
とくに50代以降になると、自分の健康や家族の将来について考える機会が増えた…そんなときこそ、エンディングノートの出番です!
エンディングノートには、遺言書のように法的な効力はないものの、自分の「想い」や「希望」を自由に書けるツールです。延命治療についての考えや、葬儀のスタイル、残された家族へのメッセージまで、あなたの声をしっかりと残しておけます。
また、家族にとっても心の支えになります。いざという時、何をどうしていいか迷ってしまうものですが、ノートがあることで「あなたの想い」が伝わり、余計な混乱を防ぐことができます。事前にまとめておくことで、残される人たちがスムーズに動けるのです。
「難しそうだな」、「面倒そうだな」と感じる方は、まずは思いついたことから書き始めるだけでもOKです。自分のペースで、気負わず少しずつ記入していけば大丈夫。数年後に読み返したとき、考え方の変化や人生の歩みを見直すきっかけにもなります。
エンディングノートは自分のためにも、家族のためにも、今からでも書き始める価値が十分にあります。
「書いておいてよかった」と思える日が、きっと来るはずです。
未来の自分や大切な人のために、ぜひ一度、ノートを手に取ってみてください。




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